新型コロナと共存する時代に向けて演奏会を開催 ~混声合唱団OB会(理声会)~

混声合唱団OB会は会員数約750名の団体で、現役の混声合唱団の活動を援助し、会員相互の親和を深めるとともに、東京理科大学及び理窓会の活動へ協力することを目的としています。合唱団のOBの集まりであることから「二十三和音の会」、「鹿踊りのはじまりを歌う会」、「楽浪会」、「KAGURA」など様々な合唱団がそれぞれ演奏会に向けて日々活動を行っています。しかしながら2020年からのコロナ禍では三密の回避が困難なことから、全国の合唱団体でクラスターが発生したことを受けて、現役を含めた各団体とも練習、演奏会の機会を絶たれ、活動を中止せざるを得ない状況に追い込まれました。そんな中、OB会の中でも幅広いメンバーが参加しているKAGURAでは感染対策を徹底して練習を重ね、今年の3月には2019年から練習してきた、モーツァルトのレクイエムを中心に演奏会を行いました。この状況では現役生も音楽ホールでの演奏経験は少ないことから、現役ステージを設け、合同ステージではモーツァルトの代表作を一緒に演奏し、演奏会は大盛況で幕を閉じました。新型コロナと向き合いながらも活動ができる状況に戻りつつありますので、今後も活動を継続して行きたいと考えています。

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