第6回東京理科大学物理学園賞 表彰式を6月14日開催

6月14日(水)に、東京理科大学物理学園賞表彰式が行われ、浜本理事長より受賞者へ表彰状が授与されました。本賞は、本学の卒業生及び専任教職員の退職者のうち、本法人の名誉を高め、発展に寄与していただいた方に対し、その功績を称えることを目的として2018年に創設したもので、第6回となる今年度は、東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 教授 西山 伸宏氏が受賞されました。


受賞に際し、西山氏からは、「研究は失敗の方が多いですが、諦めなければ必ず形になりますし、新しい発見もあります。失敗を楽しむオプティミスティックな部分は、私の強みであり、その土台は理科大在学中に築いたものです。この受賞を機に、また母校とのつながりができたことを嬉しく思いますし、“高分子を使った医薬品を実現化し、病に苦しむ方々に届ける”という夢に向かって、今後も研究活動に邁進していきたいと思います。」と謝辞とともに、今後の抱負が述べられました。

第6回東京理科大学物理学園賞 受賞者
西山 伸宏(にしやま のぶひろ)氏
東京工業大学 科学技術創成研究院
化学生命科学研究所 教授
2007年高分子学会高分子研究奨励賞、2009年第一回日本DDS学会奨励賞(基礎)、2012年日本癌学会奨励賞、2016年第三回パーティクルデザイン賞、2019年 科学技術分野の文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究)を受賞。

〈学歴〉
1996年 東京理科大学基礎工学部材料工学科 卒業
1998年 東京理科大学大学院基礎工学研究科材料工学専攻修士課程 修了
2001年 東京大学大学院工学系研究科材料学専攻博士課程 修了 博士(工学)

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