あけましておめでとうございますー学校法人東京理科大学 理事長 浜本 隆之

新年あけましておめでとうございます。理窓会の皆様におかれましては、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症の取り扱いが5類へ移行し、各キャンパスにも従前どおりの活気が戻ってきました。同窓の皆様の集いの場であるホームカミングデーは、実に4年ぶりに神楽坂キャンパスにおいて対面型で実施され、多くの方に足を運んでいただきました。「卒業50周年祝賀会」には4学年の皆様をお招きしましたが、時が流れても変わらぬ活気があるキャンパスの姿を楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。
葛飾キャンパスは昨年で開設10周年を迎え、9月に開催された記念式典には200名あまりの方にご来校いただきました。めまぐるしく情勢が移りかわる現代において、10年の歩みというものは誠に感慨深いものであります。
また、野田キャンパスでは、昨年、理工学部から創域理工学部へと名称変更しましたが、学部・学科の枠を超え、新しく理学と工学の先端研究領域を自ら創り出そうとする「創域」の考えは、まさに本学の教育研究を体現するものです。
近年の学部学科の再編を経て、本学は、理工系の総合大学として、4つのキャンパスに、7学部33学科もの組織を有しています。今後も学部・キャンパスが有機的に連携し合うことで、それぞれの特長をより高めてまいりますので、ご期待いただければと思います。
また、現在進行中の「中期計画2026」において、同窓の皆様との連携強化を重要な施策の一つとして打ち出しています。その一環として、同窓教員との連携強化のためのメーリングリスト「TUS Linkage」の運用を開始し、全国の中学、高校で活躍されている同窓教員の皆様に対して、高校生が興味を持つ情報、授業で役立つ内容、理科大の最新情報などを発信しています。その他様々な施策を通じ、同窓の皆様との絆を一層深めてまいりたいと考えています。
本年も理事会・学長室・教職員一同、一丸となって努力してまいりますので、今後も引き続き一層のご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

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