「東京理科大学数学教育研究会(理数研)」第65回年次総会報告

アフターコロナ社会に向けて
教育DX(デジタル・トランスフォーメーション)が加速する中で、2022年4月17日(日)第65回東京理科大学数学教育研究会(理数研)年次総会が開催されました。
本会は、1939年(昭和14年)小倉金之助先生が東京物理学校理事長に就任する直前に、数学教育研究会として発足しました。小倉先生が掲げた哲学「如何に高度に抽象的な数学の研究といえども、究極においては、人類の幸福のためのものである」理数研はこの小倉先生の哲学を初等中等教育の中で現実化することを目指して、戦後1959(昭和34年)東京理科大学数学教育研究会と名称を変更し、現在に至っております。
コロナ禍の2020年以降、理数研総会はオンラインで開催してきました。今年の総会では、本学同窓で理工学部情報科学科の富沢貞男教授の「数学における確率・統計―医療分野への応用―」、同窓の芝浦工業大学の牧下英世教授の「二次曲線付加法による作図の研究」のテーマで、お二人の先生からご講演を頂きました。 理数研の数学教育啓発活動は、主に毎月開催の理数研月例会(研究発表会)と理数研ゼミ(現職教員の数学教材研究発表会)の2つが主な活動内容です。理数研会誌も年2回発行しております。理数研会員は600名ほどです。今後とも、理数研を宜しくお願い致します。
URL: http://smetus.sakura.ne.jp/

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