製造現場から開発の仕事を学ぶ

私は今年2018年4月にシチズン時計株式会社に入社しました。

もともと生体認証に興味があったことから電気工学科に入学し、大学4年生から3年間、署名認証の研究を行っていました。また、修士1年生の時には、ドイツのオストバイエルン・レーゲンスブルク工科大学でセンサを実装した歯ブラシによる歯磨き指導の研究に参加しました。これらの研究から老若男女問わず多くの人の生活に近いモノづくりがしたいと考えたことが時計会社を志望したきっかけでした。
入社後は、時計のムーブメント内の要素開発を行う部署に配属になりました。全体研修や店頭での販売実習、部署での研修を経験し、現在は長野県飯田市にある工場で製造現場実習をしています。長野県飯田市はりんごが名産の街で畑だけでなく工場内の植木や街路樹にもりんごが実っています。

現場実習では、時計の回路基板からムーブメント、完成品の製造ラインに入ってどのようにして造られているのかを勉強しています。実際に製造ラインで作業をしてみると多機能時計の回路基板など非常に小さいスペースに沢山の技術が詰まっていることを改めて実感しました。

まだ実習は続きますが、自分が将来関わる現場をたくさん知って一人前の技術者になれるように勉強を頑張ります。

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