「科学のマドンナ」プロジェクト特別企画

東京理科大学では「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」という建学の精神のもと、より多くの女子中高生の理系に対する意識を高め、理学のさらなる普及を目指した「科学のマドンナ」プロジェクトを実施しています。今年は10年目を記念し、特別企画『Woman×Science 2017』が葛飾キャンパスにて開催されました。今回、異なる分野で活躍されている方々が「女性」「夢」「大学での学び」などさまざまなキーワードで科学への思いを語りました。

第1部では日本航空株式会社(JAL)の代表取締役専務執行役員の大川順子さんの講演会が行われました。「可能性は無限大~勇気を出して踏み出そう~」をテーマに、学生時代、就職活動時のエピソードや、リケジョからCAへの道のりで身につけた力や経験などについてお話しいただきました。

第2部のトークセッションでは、家電ベンチャーUPQのCEOである中澤優子さん、ロボティクスファッションクリエイター、メカエンジニアのきゅんくん、モデレーターに毎日新聞科学環境部長の元村有希子さんが加わり、現在のお仕事内容や、科学の魅力についてご自身が思うことなど、ざっくばらんにお話しいただきました。参加した中学三年生の女子生徒は「理科が苦手だったが、大好きなファッションなどとの関わりがあることを知れました。今後の進路選択に生かしたいです」と話してくれました。



大川 順子 氏

日本航空株式会社(JAL)
代表取締役専務執行役員
1978年 東京理科大学薬学部卒業


中澤 優子 氏
家電ベンチャーUPQ CEO
1984年 東京都出身。
カシオ計算機にて携帯電話の企画開発。
ものづくりを続けたい!という熱意から、家電ブランドUPQを発表し、活躍中。


きゅんくん
ロボティクスファッションクリエイター、メカエンジニア。
機械工学を学びながらファッションとして着用するロボットを制作し活躍中。

〈司会進行〉
元村 有希子 氏
毎日新聞科学環境部長、1989年、九州大学教育学部卒業、毎日新聞入社。
科学コミュニケーターとして授業や講演も多数。

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