新年オンライン全国支部連絡会報告

1.無事に終わり、皆様のご協力に感謝!
「新年オンライン全国支部連絡会」の開催にあたっては、昨年4月から、Zoomを活用した各支部長によるブロック会議を沖縄・九州ブロックはじめ、東北、関東、四国・中国、甲信越・北陸・東海など7ブロックで会議を開催し、延べ80名以上の支部長や事務局長などが参加してくださりました。参加者の皆様からは、コロナ収束の可能性が期待できない状況下で、総会や各種イベントができないという考えから、どうすればできるのかという発想へと考えを改めるべきじゃないかという前向きな意見や、今後も、本部と各支部とのオンラインによる情報交換を継続してほしい等のご意見やご要望等を多数頂きました。そこで、今回初めての企画として、「新年オンライン全国支部連絡会」を2021年1月23日(土)に無事に開催することができました。改めて、支部長様はじめ、理窓会役員の皆様のご協力に感謝申し上げます。

図1 当日の会場の様子

2.オンライン開催に向けてゼロからの出発!
理窓会では、Zoomを使用したオンラインによる全国規模の会議やイベントなどをこれから先も継続していくことから、今回は、企画から運営までを業者に委託せずに近藤編集委員長を中心に開催準備を以下の通り進めてまいりました。
(1)開催までの準備
①11月初旬~中旬:本部設置会場予約、企画検討(理事長、学長、ゲスト講演の依頼確認)
②11月中旬~下旬:理窓・HPにプログラム掲載するための設定作業
③12月上旬~中旬:HP及びZoomに関する設定、各支部長等への案内方法の最終確認、各支部長などへの参加案内の送信と参加登録の受付開始
④12月中旬~1月16日:参加登録受付終了、参加者名簿の作成、開催に向けての最終確認、会場リハーサル実施(1/12)
⑤1月17日~22日:支部報告リハーサルを PORTAで実施(1/18)当初使用予定のZoomウェビナーから支部長さんが慣れているZoomミーティングに変更しました。
その間、HP改善検討委員の露木さん、HP担当支援員の倉光さん、笹原さんには、YouTubeの操作方法について、何度もZoomミーティングを開催して、教えていただきました。

3.オンライン開催57名の参加、緊張と達成感!
当日は、開催時間の3時間前から理窓会事務局内で最終の打合せを行い、12時には本部会場へ移動してZoom等の機材等のセッティングを終えて、Zoomの起動を開始しました。最初は、音声も画像も順調でしたが、徐々に画像が静止するなどネット接続が不安定になると、会場の担当者が天井裏のWi-Fiの回線を会場内まで引っ張ってきてくれたり、YouTubeの同時配信がpcの不具合で設定出来なかったりして緊張しましたが、何とか無事に開催できました。

木村教授

松本学長

本山理事長

増渕会長

(1)当日の流れ
日時:1月23日 14:00~16:30
本部会場:インテリジェントロビー・ルコ
司会:上村常務委員
①13:40 祝140周年動画を流す(大学提供)
②14:00 開会の挨拶(増渕会長)
③14:20 新年の挨拶 本山理事長、松本学長
④14:40 新年茶話会 顕彰者ご紹介(増渕会長)
休憩10分
大学紹介動画配信(上村常務委員作)
⑤15:05 ゲスト講演(理大教授木村真一先生) テーマ「学生と共に目指す宇宙」
休憩5分
大学紹介動画流す(上村常務委員作)
⑥15:40 支部長報告(支部長)、岩手(真岩支部長)、神奈川(平田支部長)
和歌山(佐藤支部長)、長崎(井手支部長)
⑦16:25 閉会の挨拶(小林副会長)
(2)参加者(57名)
①支部長等 33名
②海外(タイ、上海) 2名
③副会長、常務委員、監査役、顧問 22名
このように各支部長、本部役員の協力により開催できたことに感謝しますとともに達成感を感じました。

4.参加者から、「参加して良かった」の声多数!
(1)今回参加された支部長、役員からは、以下に示した感想や要望等を頂きました。
①「参加して良かった」86%
多くの参加者からは、Zoomミーティングにより、支部長の顔が見られることから、懐かしい方々と再会できて良かった、オンライン開催の企画・運営が良かった、特に、木村先生の講演が良かった。是非、中学生や高校生にも紹介してほしいといった感想が多くありました。

図2 木村先生の講演から一部を抜粋編集

②「改善や要望」5%
参加者からは、内容をコンパクトにしてほしいとか、全体的に長時間であったとか、特に、木村先生のご講演内容をYouTubeで紹介してほしいなどの感想や要望がありました。
そこで、2月1日から右のQRコードから講演の動画を配信しています。
③「その他」9%
参加者からは、Zoom会議を開催するために、メールアドレスを紹介してほしいなどの要望がありましたので、理窓会本部で検討しています。

上村常務委員

(2)司会者から、次回開催に向けての改善点!
今回司会を担当した上村常務委員は、司会者の観点から改善すべき事項について整理しました。
①演者のミュート解除などの指示者を明確にする
②本部内でのZoom運営と録画場所を区分けする
③挨拶や支部長報告(10分間)を短縮する
④休憩時間のスムーズな動画配信を工夫する
⑤開始30分前から理科大の動画を配信する
⑥原則、演者のスライドを本部が共有する
⑦今後ライブ配信が必要かどうか検討する
⑧本部会場でハウリングが起きないようにする
このように、オンライン開催を通して多くの感想や要望をいただきました。今回は、特に、初めての試みであったことから、YouTubeのライブ配信がされなかったり、開催中に音声が途絶えたり、操作不慣れなことで不行き届きの点が多々ありました。
今後は、こうした課題を改善し、次回開催に向けてより良い運営を目指して行きますので引き続きよろしくお願いします。

5.理窓会オンラインによる更なる挑戦!
(1)7ブロック会議を年2回開催
①北海道、②東北、③甲信越・北陸・東海、④関東、⑤関西、⑥中国・四国、⑦沖縄・九州の7ブロック会議を年2回オンラインで実施する予定です。
(2)世界規模の理窓会オンライン連絡会の開催
7ブロックの支部長と海外の理窓会長との合同連絡会を開催し、各地区の出来事や活動などの理窓会関連の情報を世界レベルで共有します。更に、連絡会では、今回の木村先生のような素晴らしい研究をされている研究室の紹介や理科大OBの著名人による講演を企画し、同時にYouTubeなどで動画を発信する予定です(下図参照)。

図3 理窓会オンライン連絡会と情報発信

報告/槇常務委員

 

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