生命医科学研究所設立30周年記念国際シンポジウム開催(10/26)

生命医科学研究所設立30周年国際シンポジウムが10月26日秋葉原コンベンションホールにて、開催されました。初めに東京理科大学松本洋一郎学長より、開催のご挨拶がありました。

Kenneth Murphy教授

第一セッションではComplexity of Immune Response (免疫反応の複雑性)と題して、海外からの招待演者である米国ワシントン大学のKenneth Murphy教授を含めて4名の研究者から発表が行われました。

昼食後の第二セッションでは、Immune cell development(免疫細胞の発生・分化)と題して、カリフォルニア大学サンディエゴ校のCornelis Murre教授、Max Delbruck-Center for Molecular MedicineのKlaus Rajewsky教授を含めて4名の研究者からの発表が行われました。

第三セッションではPathogenesis and Therapy(疾患の原因と治療)と題して、大連医科大学のYingjie Wu教授を含めた5名の研究者からの発表が行われました。

熱心な質疑応答

会場を埋め尽くした160名以上の参加者も積極的に討論に参加し、熱のこもった質疑応答が交わされました。また、英語での討論であったにもかかわらず、若い研究者や学生からの質問もあり、一流の研究者を前にしても物怖じしない態度に感心させられました。 会議の最後には懇親会が行われ、来賓の方々から多くの祝福の言葉を頂きました。会の途中では、懐かしい写真を見ながら生命医科学研究所の歩みを振り返りました。生命医科学研究所の学内外におけるこれまでの功績を再認識するとともに、今後はA new wave of science(新しいサイエンスの波)を起こせるような研究所になることを祈念する一日となりました。

松本学長を囲む招待出席者の皆様

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