第12回坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト(高校部門) 11月14日(日)オンラインによるコンテストが行われる

1 コンテストまでの経緯
昨年、坊っちゃん科学賞研究論文コンテストはコロナ禍の中で開催できなかったが、今年は協議の結果オンライン 形式のコンテストをホームカミングデーとは別の日(11月 14日)に開催することにした。
 全国の高等学校に開催要項を発送し応募を募ったところ、次のような応募結果となった。

オンライン形式のコンテストにしたことで、これまでより応募数が減ると思われたが、前回開催とほぼ同数の応募となり、オンライン形式の開催であっても、本コンテストを重視し応募する高等学校が多いことが分かった。
第5波のコロナ禍による緊急態宣言が発出されている 中で密を避けるため審査会場を2倍に増やし、9月11日(土)に同窓の中学・高校の教育関係者による分野別審査 会が行われた。さらに総合審査会は、コロナ禍のため一堂に会する方法はとらず、大学の各先生方に分野別審査で選ばれた論文を送付し、評価していただいた。この結果を坊っちゃん科学賞事務局で集約し、5校の論文を優秀賞候補として選出した。
コンテストは、この5校によるオンライン動画発表を最終審査し、最優秀賞(坊っちゃん科学賞)の受賞校を選出することにした。

2 コンテスト
コンテストはPORTA神楽坂7階第二会議室をオンライン本部会場とし、次の時程で開催された。
13:00 コンテストの進め方説明
13:05 コンテスト開会挨拶、審査委員紹介
13:15 研究論文発表開始
各校(準備2分、発表10分、質疑応答5分)
14:40 審査会
(この間、大学を代表して岡村総一郎学長事務取扱より挨拶と理科大の紹介ビデオ上映があった)
15:30 コンテストの結果発表
審査結果発表・講評 秋山 仁 審査委員長
15:50 閉会の挨拶・諸連絡
16:00 コンテスト終了

3 コンテストの結果
◎最優秀賞
ヨウ素包接デンプンを用いた還元剤濃度の簡易測定法
大分県立大分上野丘高等学校

◎優秀賞
玩具“ぶんぶんゼミ”が発生する音の解析
~セミの鳴き声により近づけるための検討~
東京工業大学附属科学技術高等学校

骨伝導イヤホンの研究
茨城県立水戸第二高等学校

サンカヨウはなぜ濡れるとき透明になるのか
岐阜県立加茂高等学校

2次方程式の解の分布曲線
明治大学付属明治高等学校

4 コンテストを終えて
最優秀賞校に大分県立大分上野丘高等学校が選出された。10分間という動画のオンラインによる研究発表会であったが、上記5校とも創意工夫され作成された動画であった。指導に携わられた顧問の先生方や生徒の皆さんの努力が実感できた。オンライン発表会に携わった私達実行委員会も全てが初めての経験であり、困難を極めたが総力を挙げての取り組みとなった。参加校の先生方・生徒諸君に敬意と感謝を申し上げると共に、審査等でご指導をいただいた理科大の先生方に御礼申し上げます。

※今回のコンテストの様子は、動画でご覧になれます。是非、下記のURLまたはQRコードよりご覧ください。
理窓会ホームページからもご覧になれます。

第12回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門)論文審査結果【動画公開】

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