理窓博士会（DR会）は、本学の学位を取得した方々と他大学の学位を取得した本学卒業生、さらに学位を有する本学教員で構成され、現在の総会員数は約3,500人、そのうち本学から学位を授与された会員はおよそ2,500人となっています。また、毎年80名前後の方々が新会員として入会しており、現在、本学の秋山仁先生の会長のもと活動を進めております。

DR会では例年、その前年度中に本学の学位（博士）を取得された方々、及び他大学等で学位を取得されたことが新たに判明した同窓をお招きし、学位（博士）新取得者記念講演会・祝賀会を開催しています。第56回学位（博士）新取得者記念講演会・祝賀会は、平成30年９月29日（土）に開催されました。記念講演会の部はDR会主催のもと、神楽坂キャンパス・記念講堂で開催され、19名の新取得者が出席されました。冒頭に本学・副学長の平川保博先生から祝辞を頂きました。続いて15名の新取得者から学位論文に関わる記念講演があり、その後、新取得者を代表して八木文香氏に記念品を授与しました。さらに、昨年の記念講演会で優秀な発表をされた６名の方に第12回学術奨励賞を授与しました。記念講演会の後半の部では、特別講演として東京大学名誉教授(東京理科大学・理学研究科・嘱託教授)渡辺 正先生より「地球温暖化対策という狂気」とのタイトルでお話を頂戴しました。

祝賀会の部は学校法人東京理科大学主催のもと、アグネスホテル・アグネスホールで開催されました。本祝賀会には新取得者の同伴者の方々も招待され、約100名の出席者の中、盛大にとり行われました。まず初めに、吉本成香常務理事より開会の挨拶を頂き、理窓会会長・増渕忠行氏よりご祝辞を頂きました。矢部博理事からの乾杯のご発声の後、懇談の時間となり、たいへん華々しく和やかな雰囲気となりました。途中、新取得者を代表して森本修弥氏から謝辞が述べられ、最後に兵庫明理事から閉会の挨拶を頂き、閉会となりました。

第57回学位（博士）新取得者記念講演会・祝賀会は今秋(９月末)に計画しております。詳細は追ってご案内します。会員の皆様には奮ってご参加いただけましたら幸いです。
DR会HP　http://www.rs.tus.ac.jp/risoudr/index.html