第5回東京理科大学物理学園賞を授与

学校法人東京理科大学では、本学の卒業生(本法人が設置していた大学含む)及び専任教職員の退職者のうち、本法人の名誉を高め、発展に寄与していただいた方に対し、その功績を称えることを目的として2018年度に「東京理科大学物理学園賞」を創設しました。
第5回となる今年は、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 副機構長教授 横山 広美氏が受賞されました。

第5回東京理科大学物理学園賞 受賞者
横山 広美(よこやま ひろみ)氏

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構副機構長・教授
東京理科大学理工学部物理学科、理工学研究科物理学専攻(連携大学院高エネルギー加速器研究機構)で博士(理学)を取得(2004年)。高エネルギー素粒子物理学実験を修めた。その後、専門を科学技術社会論に変更し、東京工業大学特別研究員(2004年)、総合研究大学院大学上級研究員(2005年)、東京大学大学院理学系研究科准教授(2007年)を経て、2017年から東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授(大学院兼担:東京大学学際情報学府文化人間情報学コース)に着任し現在に至る。2022年度からは同副機構長を務める。
専門分野は、科学技術社会論。科学者の社会的責任、科学の倫理問題(ELSI)、大型科学と地域、科学とジェンダー、科学コミュニケーション、科学技術政策など、物理学の知見を活かした幅広い社会領域に対して独創的な研究を行っている。
2007年に日本科学技術ジャーナリスト会議 科学ジャーナリスト賞を受賞、2015年に科学技術社会論学会 柿内賢信研究奨励賞を受賞。

〈 学歴 〉
1999年 東京理科大学理工学部物理学科 卒業
2001年 東京理科大学大学院理工学研究科
物理学専攻修士課程 修了
2004年 東京理科大学大学院理工学研究科物理学
専攻博士課程 単位取得満期退学(連携大学院制度 高エネルギー加速器研究機構)
〈 学位 〉
•博士(理学) (2004年 東京理科大学)

受賞者 横山 広美 氏(写真中央)

 

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