第14回坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト(高校部門)

1. コンテストまでの経緯
2023年度はコロナ禍が終息する中で、優秀賞校5校による発表とコンテスト参加校へのライブ配信により開催された。
全国88校の高校から221件の論文が寄せられ、分野別の内訳が物理46件、化学53件、生物80件、地学9件、数学21件、情報12件であった。分野別審査を9月9日(土)に同窓の中学高校の教育関係者で実施し、優良入賞論文を選出した。さらに大学の先生方に総合審査を行って頂き、各分野から優秀論文を選出し、5校によるコンテストとなった。

2. コンテスト
コンテストは11月12日(日)神楽坂キャンパス2号館211教室を会場として、午後1時より4時まで開催された。

3. コンテストの結果

◎最優秀賞
・フィボナッチ数を係数とする多項式の零点について
開智未来高等学校(埼玉) 住吉 莉玖

◎優秀賞
・おむつ灰からのセスキ炭酸ナトリウム合成 ~西条市のゴミ削減を目指して~
愛媛県立西条高等学校(愛媛) チームおむつ灰

・ヒキガエルの色彩パターンを用いた生態研究
東京都立科学技術高等学校(東京) 科学研究部

・慣性モーメントが変化するフライホイールを用いた風力発電
愛媛県立松山南高等学校(愛媛) フライホイール班

・ミツバチの飼育に有用な微生物を添加した機能性代用花粉の開発
大阪府立園芸高等学校(大阪) ハニービーサイエンスクラブ

4. コンテストを終えて
やはり対面方式の発表会は、臨場感に溢れ発表する生徒らの顔は、緊張感の中、懸命にプレゼンする姿に感動できた。指導に携われた顧問の先生方に感謝するとともに生徒の皆さんの意欲に敬意を表します。結びに審査をして頂いた理科大の先生方にお礼申し上げます。

※今回のコンテストの様子は、理窓会ホームページから動画でご覧になれます。是非、ご覧下さい。

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