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- 理窓 2019年1月号, 理窓会
- 新たな元号の年を迎えるにあたって 理窓会 会長
新たな元号の年を迎えるにあたって 理窓会 会長
- 2018/12/31
- 理窓 2019年1月号, 理窓会
新たに注力したいこと
個人情報管理
日々様変わりする情報化時代に乗り遅れないようにしなければなりませんが、常に注意しなければならないことのひとつに個人情報管理があります。大学の情報管理部門の指導、協力を仰ぎながら、連携して「名簿管理システムの再構築」を進めています。支部や関連団体の活性化には連絡先情報がなければ組織は衰退の一途をたどってしまうとの声も届いています。それぞれの管理責任者とも連携強化を図り、活性化につなげる難題をクリアしてしていきたいと思います。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
第110回を迎えた新年茶話会
年明け早々に開催している新年茶話会は、ひとつの節目となる110回目を迎えました。300人を超える同窓が飯田橋駅に近いホテルメトロポリタン・エドモントに集い、同窓叙勲者や坊っちゃん賞受賞者、また三世代表彰や理窓会発展のためにご功績のあった先輩方に称号「参与記」を授与し、祝い、懇親を深めています。
遠方の方は、年始早々にはなかなか出席し難い面もあるものと思われます。そこで別な形を考えられないか。関西や九州、東北などの他地区でも新年茶話会のような集いを「理窓会が計画し、大学の協賛を得て実施できないかな」と考えています。今年はミニプロジェクトを組んで検討したいと考えています。
企業内理窓会の発掘
昨年5月のことですが、愛知県刈谷市の豊田自動織機さんに177名の現役の東京理科大卒業生がおられ、「織機理窓会」の総会・懇親会を開催するとの情報を入手しましたのでお邪魔しました。懇親会では活気ある素晴らしい集いが繰り広げられました。その後、理窓会の関連団体登録もしていただきました。また、10 月には広島の「マツダ理窓会」総会・懇親会の案内をいただき出席しました。こちらも172名の現役同窓が働いておられ、出席者の半数以上が21世紀卒で若きエネルギッシュな皆さんから沢山のパワーをいただきました。鳥人間や学生フォーミュラなどで活躍された若き卒業生とも再会でき、有意義な時間を過ごせました。
大学から「東京理大卒者が企業などでどんな活躍をしているか、最近入社した方の評価やこれからどんな学生を求めているか知りたい。ぜひ情報提供願いたい」と依頼を受けています。皆さま、理窓会事務局まで情報提供をお願いします。
海外での活躍
海外支部は現在7支部あり、その中で多くの方が活躍されていますが、なかなか「理科大卒」を前面に出されない傾向があるようです。一方、東南アジアでは「理窓会の活躍は素晴らしいですね」と高く評価されているとの情報もあります。頼もしくうれしいことです。小さなグループでも結構です。自主的な集まり情報をお寄せください。「理窓会の旗」の前に集いましょう。
若い世代の気楽な参加を
これまで21万人近くの卒業生が社会に出ています。13年後には、新たに約6万人の卒業生が生まれます。若手(20,30代)、中堅(40,50代)、ベテラン(60以上)とが、ほぼ1/3ずつになります。若い方は都市部に集中しており、なかなか地元に帰らないなど頭の痛い問題を抱えていますが、同窓会活動、特に支部での集いなどに、もっともっと若い世代の方が、気楽に集まれるようになればと思います。
これからの13年
13年後の2031年には東京理科大学が創立150周年を迎えます。私たちも「世界の理科大」を目指している大学との連携を深め、「共働」で更なる発展につながる実りある一年にしたいと存じます。皆さまのご支援ご協力をお願いし、新年のご挨拶といたします。