天文研究部創立70周年を終えて ~ 天文研究部同窓会

2019年10月、台風19号が関東地方を直撃した翌日の13日に、まだ交通機関が乱れる中で創立70周年記念式典を開催しました。台風の影響により延期するか実施するかの決断のために、現役・ヤング同窓生、ミドル同窓生、シニア同窓生を中心にSkypeでスケジュールの見直し会議を直前に行いました。当初の式典を懇親会場(8号館2階食堂)と合体し、さらに開始時間を2時間遅らせて実施することになりましたが、交通機関などの悪条件下だったにもかかわらず、120名の同窓生、現役、招待者が参加し成功裏に終りました。当日は、2012年の東京金環日食の際に、企画展などでコラボした近代科学資料館の竹内伸元館長、また同窓生でもある諏訪東京理科大学唐澤理事長も出席し盛大な式典となりました。

2020年は新型コロナウイルスの関係で、現役、同窓生が一緒になって行う七夕コンパ、観測会などが開催できず、Zoomによるオンライン飲み会などが自発的に世代別に行われています。天文研究部は昭和30年代以降、わが国の日食観測の草分け的存在として認められています。皆既日食の際の数分間しか見ることのできない奇跡の『コロナ』が、今では人類にとって天敵となっている新型ウイルスの名称に使われています。今年こそ、この言葉が本来の日食として使われるように願っています。

会長 山本威一郎(理・物修1974)

シニア同窓生

ミドル同窓生

現役・ヤング同窓生

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