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- 卒業生, 理窓 2019年5月号
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「コスト設計」日々新たな発見ばかり
- 2019/5/15
- 卒業生, 理窓 2019年5月号
私が東京理科大学大学院を修了して、1年が経ちます。私は昨年の4月に「NTTファシリティーズ」という会社に入社し、現在港区にある本社で働いています。「NTT」と聞くと通信関係を扱っている会社だと思われがちですが、NTTファシリティーズは建物の設計を行う「組織設計事務所」です。当然、NTT関係の仕事で通信局舎の設計等も行いますが、ほかにも学校施設やオフィスビルなど、国内外問わずNTTから離れた建物の設計も行っています。
私は「コスト設計・監理部門」という部署の「コスト設計担当」として働いています。「コスト設計」とは、簡単に言えば建物を建てるのに必要なお金を計算する分野です。大学時代は、コスト設計という分野を勉強する機会はほとんどないため、会社に入ってほぼ0からのスタートでした。3か月の研修を終え、7月から配属でしたが、配属当初はわからないことだらけで、右も左もわからないような状態でした。しかし、上司や周りの先輩方からのアドバイスをいただきながら、様々な案件を経験し、また資格試験等に向けて勉強し、少しずつ自信を持てるようになってきました。私は現在、都内の某小学校の案件を担当しています。日々新たな発見ばかりで、毎日が充実しており、学生時代はあっという間に感じていた「1年」という期間も、この1年を振り返ると、毎日が濃く長かったなと感じています。これから繁忙期に入りますが、あらゆることを吸収し、成長していければと思います。